平成28年12月8日　横浜と埼玉の開業獣医師4名が肩を組み、エンベットを設立しました。
　各々の病院が20年以上培ってきたノウハウを結集して、共同で複数の事業を行います。

　少子高齢化、人口減少対策に具体的な解決策が示されない日本において、獣医療の将来も決して明るいものではないと言われています。動物病院乱立と価格競争の結果、良好な獣医療の提供が危ぶまれます。

我々は何かできないか考えました。まずは良質な獣医療の提供はもとより、健全な病院経営、働き甲斐のある職場環境の提供、動物を安心して飼育できる社会のために最初の一歩を踏み出そうと考えました。

　近年、マダニが運んでくるSFTS（重症熱性血小板減少症候群）について多々報道され、動物医療に携わる獣医師、看護師の感染も報告されております。
　SFTSは、西日本だけの病気ではなく「SFTSから獣医師、看護師そして飼い主の方たちを守る」ために我々獣医師・看護師が正確な情報を得て、可能な予防・対応策を真剣に考えることが重要であり、SFTSに関する正確な情報をお届けすることが急務と考え、SFTS予防啓発活動を企画いたしました。